「いつもこんな感じ」が当たり前になっていた慢性的な体の痛み。肩こり、首こり、背中の張り、腰痛――。整形外科では「異常なし」と言われ、湿布だけ渡されて終わり。そんな日々を送っていたある女性が、蓮田市の整体院で劇的な変化を体験しました。
20代後半から続く体の不調。自分の体が歪んでいることは自覚していても、どうすれば真っ直ぐになれるのか分からない。ぎっくり腰を2回経験し、「このままではいけない」と感じた彼女が選んだのは、骨格専門の整体院でした。
この記事では、実際のカウンセリングから施術、そして驚きの変化までを詳しくご紹介します。長年の慢性痛に悩む方、整形外科や接骨院で改善しなかった方、体の歪みを根本から治したい方に、ぜひ読んでいただきたい内容です。
「体の痛いところが痛い」――そう表現するしかないほど、全身に不調を抱えていたK様。特に肩こり、首こり、背中、腰の痛みが強く、日常生活に支障をきたしていました。
しかし最も深刻だったのは、痛みそのものよりも「いつもこんな感じ。私にとってこれが普通みたいな感じ」という言葉に表れた、痛みの慢性化と諦めでした。
痛みが長期化すると、人はそれを「普通」として受け入れてしまいます。体が発するSOSのサインに鈍感になり、本来あるべき健康な状態を忘れてしまうのです。
K様の場合、20代後半から体の不調を感じ始め、小学生や中学生の頃ではないものの、「もう思い出せないくらい前から」痛みと付き合ってきました。
肩や腰の痛みだけでなく、頭痛も頻繁に起こっていました。こめかみから前頭部にかけて、目の奥にズキンとくるような痛み。右側も左側も、時には両方同時に痛むこともあったそうです。
頭痛の原因は様々ですが、首や肩の緊張、姿勢の悪さから来る緊張型頭痛は非常に多く見られます。特に現代人は長時間のデスクワークやスマートフォンの使用で、首に大きな負担をかけています。
K様の場合も、後の検査で分かったことですが、骨盤の歪みから背骨がねじれ、それが首の緊張を生み、頭痛を引き起こしていたのです。
これまでK様は整形外科を受診し、レントゲン検査も受けていました。しかし結果は「特に異常なし」。処方されたのは湿布と鎮痛剤のみでした。
「また明日来てください」と言われても、根本的な改善が見込めない。リハビリの提案もなく、ただ対症療法を繰り返すだけ。「よくできる自信がない」と感じていたそうです。
整形外科は骨折や骨の変形など、画像診断で分かる異常を見つけるのは得意ですが、骨格の歪みや筋肉のバランス、姿勢の問題は専門外のことが多いのです。
レントゲンに写らない体の歪みこそが、K様の長年の痛みの真の原因でした。
K様は過去にぎっくり腰を2回経験していました。そして最も最近では、今年1月中旬に「歩いて牛後みたいに」なるほどの激痛に襲われました。
ぎっくり腰は「魔女の一撃」とも呼ばれ、突然の激痛で動けなくなることが特徴です。しかしこれは突然起こるように見えて、実は長年の体の歪みや疲労の蓄積が原因であることがほとんどです。
K様の場合も、日常的に体が歪んでいる自覚があり、「真っ直ぐ立っていられない」「無の字みたいに歪んでいる」と感じていました。
ぎっくり腰を繰り返すということは、体が「このままでは危険だ」と警告を発しているサイン。根本的な改善をしなければ、さらに悪化する可能性が高いのです。
K様が特に不安を感じていたのは、「自分で真っ直ぐになれない」という感覚でした。
ぎっくり腰になると、体が歪んだまま固まってしまい、自分の意志で姿勢を正すことができなくなります。痛みが治まってくると少しずつ真っ直ぐになってくる感じはするものの、完全には戻らない。
鏡の前に立っても、自分では真っ直ぐに立っているつもりなのに、実際には歪んでいる。この認識のズレが、大きな不安を生んでいました。
「自分の体がどうなっているか分からない」「どうしたらいいか分からない」という状態は、精神的にも大きなストレスです。
K様の仕事は立ち仕事で、重い物を持つことも多いそうです。このような職業環境は、腰や膝に大きな負担をかけます。
立ちっぱなしの姿勢は、同じ筋肉を使い続けることになり、血流が悪くなりやすく、疲労物質が溜まりやすくなります。さらに重い物を持つ動作は、腰椎や骨盤に強い負荷をかけます。
もともと骨格に歪みがある状態で、このような負担をかけ続けると、体はどんどん悪化していきます。K様の場合も、仕事での負担が痛みを悪化させる要因の一つでした。
K様はこれまで整形外科、接骨院、マッサージなど、様々な治療を試してきました。しかし、どれも根本的な改善には至りませんでした。
整形外科は前述の通り、画像診断での異常がなければ対症療法のみ。接骨院やマッサージは、その場は気持ちいいものの、すぐに元に戻ってしまう。
「ちゃんと体が治療できるのは整体だと思って」とK様。骨格専門の整体院なら、体の歪みを根本から正してくれるのではないかという期待がありました。
「やったことないからやってみよう」という前向きな気持ちで、初めての整体院の扉を叩いたのです。
今回K様が訪れたのは、骨格専門の整体院。揉みほぐしは一切せず、土台となる骨格――骨盤、背骨、股関節、膝などの歪みを正し、痛みが出ない体作りをする治療法です。
「骨格を正しく戻して、体の歪みがなくなった状態で痛みが出ない体作りをする」という明確な治療方針が、K様の心に響きました。
対症療法ではなく、根本治療。これこそが、長年の痛みから解放される唯一の道だと感じたのです。
カウンセリングの後、K様が目にしたのは「見たことないベッド」でした。それは「トムソンベッド」と呼ばれる、全身の骨格矯正を行う専用の治療機器です。
ベッドがエアコンプレッサーで1センチほど浮き沈みし、その動きで骨格を矯正します。音は大きいものの、体には無痛でソフトな矯正ができるのが特徴です。
「こんな立ち上がっているベッドなんか見たことない」とK様。この特殊なベッドへの興味も、整体を選んだ理由の一つでした。
新しい治療法への期待と、「これなら変われるかもしれない」という希望が、K様の背中を押したのです。
整体師の河野龍之介先生は、まずK様の症状について詳しく聞き取りを行いました。
「特に肩こり、首こり、背中、腰の痛みが強い」という主訴に加え、頭痛の部位や頻度、ぎっくり腰の経過、仕事内容、これまでの治療歴など、細かく確認していきます。
このような詳細な問診は、症状の根本原因を探るために非常に重要です。痛みの出る部位だけでなく、生活習慣や職業、過去の怪我なども、体の歪みに影響を与えているからです。
K様の場合、20代後半から続く慢性痛、ぎっくり腰の既往、立ち仕事での重労働、そして「自分で真っ直ぐになれない」という自覚が、大きなヒントになりました。
「自分の体が歪んでいるって感じはしますか?」という質問に、K様は即座に「します」と答えました。
「ぎっくりすると、真っ直ぐ立っていられない。無の字っていうか、ねじっているみたいな感じで、自分で真っ直ぐになれない」
この自覚は非常に重要です。多くの人は、自分の体が歪んでいることに気づいていません。慢性的な痛みがあっても、それが姿勢や骨格の問題だと結びつけられないのです。
K様の場合、歪みを自覚しながらも、どうすれば正せるのか分からず、長年苦しんできました。この「分かっているけど直せない」という状態が、最も辛いものです。
河野先生は、痛みがどのように変化するかも詳しく聞きました。
「寝ている時は大丈夫ですか?」「朝起きた時は痛いですか?」「夜の方が辛いですか?」
K様の場合、寝ている時は比較的大丈夫で、朝起きた時の痛みもそれほどではありませんでした。むしろ、日中の活動中に痛みが強くなるパターンでした。
このパターンから、骨格の歪みによって特定の筋肉に負担がかかり続け、疲労が蓄積して痛みが出ていることが推測されます。
また、ぎっくり腰の時は「真っ直ぐ立っていられない」ほどでしたが、痛みが治まってくると「真っ直ぐになってきたなみたいな感じがする」という変化も、骨格の歪みが痛みの原因であることを示唆していました。
カウンセリングの後、K様はトムソンベッドに横になり、河野先生による触診が始まりました。
「今この状態で、背骨と骨盤と股関節、足の方をちょっと触診させてください」
プロの整体師は、触診だけで骨格の歪みを正確に把握できます。骨盤の高さの違い、背骨のねじれ、筋肉の張り具合、関節の可動域など、細かくチェックしていきます。
K様の体を触診した河野先生は、すぐに大きな歪みがあることを感じ取りました。
「歪んでるね」という一言。そしてK様も「そう、今、私それ言おうと思った」と、自分の体の状態を改めて実感したのです。
触診で最も顕著だったのは、骨盤の歪みでした。
「左の骨盤がすごく後ろに下がりすぎちゃったんですよ。右の骨盤が前にねじってるから、普段、この向きでいるのが楽になっちゃうんですよ」
河野先生は、K様の骨盤を押して確認しました。左の骨盤は押しても沈んで落ちず、硬く固まっている。一方、右の骨盤は押すと沈んで落ちる。
この左右差が、K様の体を常にねじった状態にしていたのです。
骨盤がねじれると、その上に乗っている背骨も当然ねじれます。そして背骨がねじれると、肋骨や肩甲骨の位置もずれ、肩こりや背中の張りが生まれるのです。
骨盤の中央にある三角形の骨、仙骨。この骨の動きも、左右で大きな差がありました。
「この骨も左から右に押すのが柔らかいんですよ。けど、右から左に押すのがこうやって硬いんですよね」
仙骨は骨盤の要となる骨で、ここが硬くなると骨盤全体の動きが悪くなります。K様の場合、右から左への動きが制限されていたため、体が右にねじりやすく、左にねじりにくい状態でした。
この左右差が、「こっちは動かしやすいけど、こっちは重い」という体感覚の違いを生んでいたのです。
さらに河野先生が注目したのは、肋骨のねじれでした。
「僕、肋骨がすごく気になるんですよ」
K様の肋骨は、本来真っ直ぐであるべきところが、大きくねじれていました。これは骨盤のねじれから背骨がねじれ、その結果として肋骨もねじれてしまったものです。
「上半身がグーってねじりすぎちゃってるから、肩甲骨の位置がおかしくなって張り付くような位置になっちゃってる。だからここが辛いんですよ」
K様が特に辛いと訴えていた背中の痛みは、この肋骨と肩甲骨の位置異常が原因だったのです。
これらの歪みを総合すると、K様の背骨は「逆S字側弯」という状態でした。
通常、背骨は正面から見ると真っ直ぐで、横から見るとS字カーブを描いています。しかしK様の場合、正面から見てもS字(逆S字)にねじれていたのです。
「骨盤が後ろに出ちゃってるから、ここの辛さを変えるために、ここの力が入っていっちゃって、全部おかしくなってるんですよ」
骨盤の歪みが背骨をねじり、背骨のねじれが肋骨と肩甲骨をずらし、それを支えようと筋肉が過緊張を起こす。この悪循環が、K様の全身の痛みを生み出していたのです。
触診の後、河野先生はK様の姿勢を写真撮影しました。これは治療前後の変化を客観的に記録し、患者さん自身にも体の状態を理解してもらうためです。
壁に向かって、かかととつま先をくっつけて立ってもらい、後ろと横から撮影します。
撮影した写真を見ると、K様の体の傾きは一目瞭然でした。
後ろからの写真では、体の中心線(頭頂から背骨を通る青い線)が大きく左に傾いています。「左の骨盤がすごく下がりすぎて右が前に捻っている状態。それで普段から左に傾いて立っているのも分かる」と河野先生。
横からの写真では、さらに深刻な問題が明らかになりました。
本来、くるぶし、股関節、肩の真ん中、耳を通る青い線が一直線になるのが理想的な姿勢です。しかしK様の場合、顔が青い線よりかなり前に出ており、背中は猫背になっていました。
「この猫背を作っているのが実を言うと骨盤」と河野先生。
骨盤が本来の角度より前に傾きすぎ(反り腰)、お尻が上がってお腹が突き出す姿勢になっています。このくぼみを取り返そうとして背中に力が入り、猫背ができてしまうのです。
「このくぼみを取り返そうとして背中に力が入るから猫背ができちゃうのね」
写真をよく見ると、肩の高さも左右で違っていました。なで肩の角度もきつく、肩が本来の位置より下がっています。
さらに、肩が前に巻き込む「巻き肩」の状態も見られました。特に右肩の巻き方が強く、これが右の脇や背中の張りの原因になっていました。
「肩の高さとかも見てもやっぱり結構なで方とか角度がきつくなっちゃってるから、もうちょいグーッと上がるはずなのね、肩が」
このような姿勢の問題は、自分では気づきにくいものです。鏡で見ても、普段の自分の姿勢が「普通」に見えてしまうからです。
写真という客観的な記録によって、K様は自分の体の状態を初めて正確に理解することができたのです。
次に河野先生は、K様の体の動きをチェックしました。
「今から体を右と左と後ろに、いけるところまででいいんで、ちょっと動いてみてください」
胸の上で手を組み、上半身を右、左、後ろにねじってもらいます。このテストで、関節の可動域や筋肉の柔軟性、左右のバランスを確認できます。
まず右にねじった時、K様の上半身は横を向いているのに、おへそは前を向いたままでした。つまり、上半身だけがねじれて、骨盤から下はほとんど動いていないのです。
「実際上半身の感じします? どれだけ動いているか見てます。で、実際に動けているところが下田さんが今本当に動いている」
左にねじった時は、右よりも少し動きやすい感じがしました。
「左の方がちょっと体ねじりやすいのが分かります?」「気持ちを見つけます」「全然違うんでしょ」
この左右差が、K様の体の歪みを物語っています。
「左の骨盤がグーって下がって右側に引っ張られてるから、こっちって引っ張りやすくなっちゃって、こっちって向きすぎちゃってるんですよ」
普段から体が左にねじれているため、左へのねじりは比較的楽にできる。しかし右へのねじりは、歪みに逆らう動きになるため、硬く感じるのです。
後ろに反る動きも制限されていました。
骨盤の反りがきつすぎるため、さらに後ろに反ることができない状態でした。腰のくぼみが強すぎて、そこから先に反れないのです。
このような可動域の制限は、日常生活での動きにも影響します。物を取る時、振り返る時、体を伸ばす時など、様々な場面で不自由さを感じることになります。
また、動きの制限がある部分は、無理に動かそうとすると痛みが出やすくなります。K様のぎっくり腰も、この可動域制限が一因だったと考えられます。
河野先生は、K様の体幹の安定性もチェックしました。
後ろから体重をかけて、耐えられるかどうかをテストします。正常な骨格と筋力があれば、ある程度の負荷には耐えられるはずです。
しかしK様の場合、「後ろは全然耐えられないね」という結果でした。
これは、反り腰によって上半身を支える力が弱くなっていることを示しています。骨盤が前に傾きすぎているため、背中の筋肉で上半身を支えなければならず、体幹全体の安定性が失われているのです。
「ここだけ良くしてここが良くなってこないんですよ」と河野先生。背中の痛みを取るには、まず骨盤の反りを取って、上半身を支えられる体幹を作る必要があったのです。
触診と動きのチェックが終わると、河野先生は電気治療を提案しました。
「お腹がその反りを取る電磁パスって元気治療があるんで、ちょっと反りをさせてもらっていいか、やりましょうかな」
これはEMS(電気的筋肉刺激)治療と呼ばれるもので、電気刺激によって筋肉を収縮させ、インナーマッスルを鍛える治療法です。
K様の場合、反り腰が非常に強く、これを支えるお腹のインナーマッスル(腹横筋など)が弱っていました。この筋肉を鍛えることで、骨盤を正しい位置に保ち、反りを改善できるのです。
K様は「電気は怖い」と少し不安そうでしたが、河野先生は「怖くないですよ」と優しく説明しながら、電気パッドをお腹に装着しました。
電気治療が始まると、お腹の筋肉がリズミカルに収縮します。自分の意志ではなく、電気刺激によって筋肉が動く不思議な感覚です。
「ちょっと、ピリピリするけど、痛くはないですよ」
K様も次第に慣れてきて、リラックスして治療を受けられるようになりました。
電気治療を数分間続けると、徐々に体に変化が現れてきました。
お腹の筋肉が働き始めることで、骨盤が少しずつ正しい位置に戻ろうとします。反り腰が緩和され、腰のくぼみが浅くなってきたのです。
「今は、あの電気をやって、骨盤を取ってグーッと起こしたから、背中を支える力っていうのが回復してきているんですよ」
この変化は、後の体幹テストでも確認されました。電気治療の前は「後ろは全然耐えられない」状態だったのが、治療後は明らかに安定性が増していたのです。
電気治療で骨盤の反りを改善した後、いよいよトムソンベッドでの骨格矯正が始まりました。
トムソンベッドは、お腹の下と足の下にクッションがあり、それぞれが独立してエアコンプレッサーで1センチほど浮き沈みする仕組みです。
「一回動きますよ。こういう感じで動きます」と河野先生がデモンストレーション。ベッドがポーンと上がり、またポーンと落ちます。
音は大きいのですが、体への衝撃は非常にソフトです。ベッドが落ちる瞬間の慣性力を利用して、骨格を正しい位置に戻していくのです。
最初に矯正したのは、左の骨盤の下がりでした。
河野先生は、K様の骨盤を触診しながら、最適な位置を確認します。そして、特定のポイントに手を当てた状態で、ベッドを落とします。
ポーンという音とともに、骨盤にソフトな力が加わります。これを何度か繰り返すことで、下がっていた左の骨盤が徐々に上がってきます。
「左の下がりすぎちゃっているのか、骨盤から矯正していきますよ」
K様は「不思議でしょ、こういうこっち変わってくるんでしょ」と、自分の体の変化を実感し始めました。
次に、仙骨の動きの硬さを改善します。
「今度は先ほどの三角形の方をこっちからやると、これが硬かったって、だいぶ緩んでくるから、もうちょっとこっちが硬いから、それをやりますからね」
仙骨は骨盤の中央にあり、左右の腸骨と仙腸関節でつながっています。この関節が硬くなると、骨盤全体の動きが悪くなるため、丁寧に緩めていく必要があります。
ベッドの落下を利用して、仙骨に優しく刺激を与えます。硬かった右から左への動きが、徐々にスムーズになってきました。
骨盤が整ってきたら、次は腰椎(腰の背骨)のねじれを取ります。
K様の腰椎は、骨盤のねじれに引っ張られて、大きくねじれていました。このねじれが、腰痛や背中の張りの直接的な原因です。
河野先生は、腰椎一つ一つを丁寧に触診しながら、ねじれの方向を確認します。そして、ねじれを戻す方向に力を加えながら、ベッドを落とします。
「今、これで骨盤、背骨、腰骨、胸の骨の切り替わりまでやりました」
腰椎が正しい位置に戻ると、腰のくぼみが浅くなり、背中の張りも緩んできました。K様も「さっきより柔らかくなってきたの分かるかな」「さっきよりちょっと張り感が消えてきた感じ」と変化を実感していました。
腰椎の次は、胸椎(胸の背骨)と肋骨の矯正です。
K様の場合、肋骨が大きくねじれていたため、胸椎も当然ねじれていました。このねじれが、背中の張りや肩こりの原因になっていたのです。
「今度はさっき言ったこの肋骨、こうねじっちゃってるよって言う方も、肋骨をやります」
ベッドの胸の下のクッションが上がり、K様の体が少し浮きます。この状態で肋骨を調整し、ベッドが落ちる力を利用して正しい位置に戻していきます。
肋骨が整うと、その上に乗っている肩甲骨の位置も変わってきます。
「今度さっき気になったのは肩甲骨やりますよ。今こうやってちょっと広がってくるので、ふたし合うというのが固まっちゃっているから」
河野先生は、K様の腕を動かしながら、肩甲骨の可動域をチェックします。左手は比較的動きやすいのですが、右手は非常に硬く、背中に回すのも困難でした。
「右腕がすごい硬いね。ちょっとびっくりするくらい硬いね。右側の脇が本当にきついんだね」
これは、右肩が巻き込み、肩甲骨が外側に広がって固まってしまっているためです。
肩甲骨の位置を正すために、河野先生は特別な矯正を行いました。
K様を横向きに寝かせ、肩甲骨を内側に寄せる方向に力を加えながら、ベッドを落とします。これによって、外側に広がっていた肩甲骨が、背骨に近い正しい位置に戻ります。
「こうやった時に、左手すごく回ったんだけど、右手ここに向かって遠いぐらい隙間ができちゃったよね。これが右肩が実用的に肩の巻き方って下に落っこちてる方が強くて」
矯正後、K様の右肩の可動域は明らかに改善しました。背中に手を回す動きがスムーズになり、肩の高さも左右で揃ってきたのです。
骨盤、背骨、肋骨、肩甲骨と上半身の矯正が終わったら、次は下半身です。
K様は「左膝が痛い」と訴えていましたが、時々右膝も痛くなることがあるそうです。
膝の痛みは、膝そのものに問題がある場合もありますが、多くは股関節や骨盤の歪みから来ています。股関節の動きが悪いと、その負担が膝にかかり、膝痛を引き起こすのです。
河野先生は、K様の股関節の可動域をチェックしました。
仰向けに寝た状態で、膝を胸に近づける動きをテストします。
正常な股関節であれば、膝が胸につくくらいまで曲がるはずです。しかしK様の場合、「この辺でちょっと引っかかる感じは分かるから、足これ以上上がらない」という状態でした。
「この膝が胸につくはずなんですよ。それがただここが前行き過ぎて引っかかっちゃってるから、ちょっとそれに矯正しますからね」
骨盤が前に傾きすぎている(反り腰)ため、股関節の前側が詰まって、膝を上げる動きが制限されていたのです。
河野先生は、股関節の矯正を行いました。
膝を曲げた状態で股関節に力を加え、ベッドを落とします。これによって、股関節の前側の詰まりが取れ、可動域が広がります。
矯正後、もう一度膝を胸に近づけてもらうと、「今は力だった」とK様。明らかに動きやすくなっていました。
「こういう風にちゃんと正しい位置に入れてあげると、膝が変わったりしなくなるから、膝の痛みっていうのが出なくなるから」
股関節が正しく動くようになれば、膝への負担が減り、膝痛も改善していくのです。
股関節だけでなく、足首や足の指の動きも確認しました。
K様の場合、足首の柔軟性は比較的保たれていましたが、足の指の力が弱く、踏ん張る力が不足していました。
「元々じゃ結構軽く柔らかかったの?」「そうなんだ」「すると硬いものだったの?」「わかんない」「もったいない。せっかく柔らかいって分かってたのに」
本来は柔軟性があったはずの体が、長年の歪みで硬くなってしまっていたのです。正しい骨格に戻すことで、本来の柔軟性を取り戻すことができます。
最後に、首と頭蓋骨の調整を行いました。
K様は頭痛も頻繁にあり、「こめかみから前頭部」「目の奥にズキンとなる」という症状がありました。
このような頭痛の多くは、首の骨(頸椎)の歪みや、首の筋肉の緊張から来ています。特に、骨盤や背骨が歪んでいると、その上に乗っている首も当然歪むのです。
「首までやりますよ。さっきはこのような痛くなったり、目も痛められましたじゃないですか。そこを痛くなっているときに、胃の体を押すと、このようにこっちから来ているんですよ。分かる?」
河野先生は、K様の首を触診しながら、頸椎一つ一つの位置を確認しました。
「この骨がね、こっちに浮きすぎちゃってるから硬いのかな? 大きいのかな? こっちに浮きすぎちゃってるからね。この骨の4番目、3番目、2番目の方が、これ、ずーっと全部、右浮きすぎちゃってるから」
K様の頸椎は、全体的に右に浮きすぎていました。これは、下半身から続く体全体のねじれが、首にまで影響していたためです。
首の矯正は、非常にデリケートな部位のため、慎重に行う必要があります。
「大丈夫、普通に横に乗ってもらうだけだから、そこは安心して」と河野先生。K様を横向きに寝かせ、首を優しく支えながら、正しい位置に導いていきます。
「これ痛くない?」「あー、はいはい、大丈夫」
K様も安心して体を任せられるようになり、首の矯正もスムーズに進みました。
ボキボキと音を鳴らすような強い矯正ではなく、優しく丁寧に、頸椎を正しい位置に戻していきます。
首の矯正が終わったら、最後に頭蓋骨の調整を行いました。
頭蓋骨は一つの骨ではなく、複数の骨が縫合でつながっています。この縫合部分にわずかな動きがあり、その動きが脳脊髄液の循環に影響すると言われています。
河野先生は、頭蓋骨を優しく包み込むように持ち、微細な調整を行いました。
この調整によって、全身の緊張が一気に緩み、K様の体は深いリラックス状態に入りました。
「お疲れ様でした」という河野先生の声で、K様は施術が終わったことを知りました。
施術が終わると、河野先生は再び姿勢の写真を撮影しました。そして、施術前の写真と並べて見せてくれました。
「ちょっと写真、ビフォーアフターで並べて見せますからね」
その変化は一目瞭然でした。
施術前は大きく左に傾いていた体の中心線が、施術後は真っ直ぐに。横から見た反り腰も改善され、猫背も緩和されていました。
「これが治療前の写真。腰ねじっちゃって反りきつくってことで、お尻の主張がすごいんだけど」「そうね、お尻が出っ張ってなくて、ポタンと落っこちてる状態になってるから」
K様も自分の変化を写真で見て、驚きを隠せませんでした。
写真だけでなく、体感としても大きな変化がありました。
「ちょっと体ごとに向いてもらっていいですか?」と河野先生。施術前と同じように、上半身をねじる動きをテストしました。
すると、施術前は硬くて動きにくかった右へのねじりが、スムーズに動くようになっていました。左右差もほとんどなくなり、バランスよく動けるようになったのです。
「なんか変わった感じがするでしょ」「うん」
体の軽さ、動きやすさ。これまで感じたことのない感覚に、K様は感動していました。
施術前に最も辛かった背中の張りも、大きく改善されていました。
肋骨と肩甲骨の位置が正しくなったことで、背中の筋肉の過緊張が解消されたのです。
「この状態でいると、背中のこういう緊張強かったのも抜けてきてる」
K様は背中を動かしてみて、「本当に楽になった」と実感していました。
そして何より、K様が喜んだのは「真っ直ぐ立てる」ということでした。
長年、「自分で真っ直ぐになれない」と悩んでいたK様。鏡の前に立っても、自分では真っ直ぐのつもりなのに歪んでいる、という感覚のズレに苦しんでいました。
しかし今、施術後に立ってみると、自然に真っ直ぐ立てる感覚があったのです。
「肩幅に足広げて立ちましょう」と言われて立った時、K様は「あ、これが真っ直ぐなんだ」と初めて理解できたのです。
施術後、河野先生は今後の治療計画について説明しました。
「正直言うと、20代後半くらいから結構体痛めて悩んだりしてたから、慢性的になってるって言ったら、嶋佐さんも分かってると思うんだけど」
長年の慢性痛を根本から改善するには、一回の施術だけでは不十分です。体が元の歪んだ状態に戻ろうとする力が働くため、定期的な施術で正しい状態を定着させる必要があります。
「期間どれくらいかかるんですかって聞かれるんだけど、最低でも3ヶ月くらいはかかりますって正直にお伝えしています」
なぜ3ヶ月なのか。それには科学的な根拠があります。
「人間の体の細胞って、古いのから新しいのに生まれ変わる、3ヶ月周期に生まれ変わっているんですよ」
骨格を整えても、それを支える筋肉や靭帯が古いままでは、すぐに元に戻ってしまいます。しかし、正しい骨格の状態を3ヶ月維持すれば、筋肉や靭帯も新しい細胞に生まれ変わり、正しい姿勢を支えられるようになるのです。
「今日治療するんだよ、治療をまたこれに戻りきる前にまた治療してあげると、土台の骨格を僕が整えて、下田さんの筋肉とかの細胞がこれを支える筋肉に生まれ変わってくれるといい状態っていうのをキープできるんだろうから」
今回の施術から1週間後に、再度来院してもらうことになりました。
「1週間でもいいから、またお母さんの状態を見させてもらうと、下さんの癖がどこが本当に強いのかって、僕もよくわかるから、ちょっと体をね、もう一回見させて欲しいんですよ」
一回の施術でどれくらい変化が維持されるか、どこが戻りやすいかを確認することで、今後の治療方針をより正確に立てることができます。
K様は1月26日の予約を取り、次回の来院を楽しみにして帰られました。
河野先生は、日常生活でのアドバイスもしました。
まず、仕事での姿勢。立ち仕事で重い物を持つことが多いK様には、物を持つ時の姿勢や、休憩時のストレッチが重要です。
「重い物を持つ時は、腰を曲げるんじゃなくて、膝を曲げて持ち上げてくださいね」
また、寝る時の姿勢も大切です。横向きで寝る場合は、膝の間にクッションを挟むと骨盤のねじれを防げます。
「今日整えた状態を、できるだけ維持してくださいね。そのためには、日常生活での姿勢も大事ですから」
自宅でできる簡単なセルフケアも教えてもらいました。
お腹のインナーマッスルを鍛えるために、仰向けに寝て膝を立て、お腹を凹ませる運動。これを1日10回、朝晩行うだけでも、骨盤の安定性が増します。
また、股関節のストレッチも効果的です。仰向けに寝て、片膝を胸に近づけ、10秒キープ。これを左右交互に行います。
「無理のない範囲で、毎日続けてくださいね」
今回K様は、ホームページから予約して初回1000円で施術を受けられました。
通常、この地域の整体院は1回1万円前後が相場ですが、ひつじ整骨院 蓮田院では、どんなに時間がかかっても1回5500円以上はかかりません。
「なるべく通いやすい値段をつけてもらってます」と河野先生。
また、完全予約制なので、待ち時間もほとんどありません。予約時間の5分から10分以内には必ず施術に入れます。
さらに、Googleの口コミを投稿すると、次回の施術が2980円になるキャンペーンも実施中です。
「今日受けた治療の感想を口コミを簡単に書いてもらってもいいですよ。他の人も書いてもらってもいいですけど、もし書いてもらえると、次回の5500円とか2980円に見させてもらえればなと思うので」
実名でなくても、ニックネームでの投稿でOKです。スクリーンショットを撮ってLINEで送るだけで割引が適用されます。
継続して通う場合は、回数券がお得です。4回、8回、12回のコースがあり、回数が多いほど1回あたりの料金が安くなります。
ただし、最初から回数券を購入する必要はありません。次回の来院時に、体の状態を見て、どのくらいの頻度で通うのが最適かを相談してから決めることができます。
「次回どうするとお話させてください。全て聞いてもらっていいですよ」
無理な勧誘は一切ありません。患者さんの体の状態と、生活スタイル、予算に合わせて、最適なプランを一緒に考えてくれます。
K様のように、長年の痛みが「普通」になってしまっている方は少なくありません。
しかし、痛みは決して「普通」ではありません。体が発するSOSのサインです。
「いつもこんな感じ」と諦めてしまう前に、一度専門家に相談してみることをお勧めします。
痛みの原因が骨格の歪みにある場合、それを正すことで驚くほど改善することがあります。K様のように、「真っ直ぐ立てる」という当たり前のことが、どれほど素晴らしいことか、改めて実感できるはずです。
整形外科で「異常なし」と言われても、湿布だけで終わらせないでください。
骨に異常がなくても、骨格の歪みや筋肉のバランスの問題は存在します。そして、それが痛みの真の原因であることが多いのです。
対症療法ではなく、根本治療。一時的に痛みを抑えるのではなく、痛みが出ない体を作る。これこそが、慢性痛から解放される唯一の道です。
K様が特に感動したのは、「自分の体がどうなっているか分かった」ということでした。
写真や図解による説明、触診での確認、動きのテスト。これらによって、自分の体の状態を客観的に理解できたことが、治療への信頼と、改善への希望につながったのです。
自分の体を知ること。それが、健康への第一歩です。
一回の施術で劇的に改善しても、それを維持するには継続が必要です。
長年かけて作られた歪みは、長年かけて正していく必要があります。3ヶ月、半年、1年と継続することで、体は確実に変わっていきます。
「痛みが出ない体作り」は、一朝一夕にはできません。しかし、正しい方法で継続すれば、必ず結果はついてきます。
トムソンベッドを使った施術は、ボキボキと音を鳴らすような強い矯正ではありません。ベッドが落ちる力を利用して、ソフトに骨格を整えていきます。
音は大きいですが、体への衝撃は非常に優しく、痛みはほとんどありません。K様も「全然痛くないです」と安心して施術を受けられました。
ただし、関節の可動域を広げる際に、少し引っかかる感じや、伸びる感じがすることはあります。それも「痛い」というより「効いている」という感覚です。
一回の施術で大きな変化を実感できますが、完全に治るわけではありません。
長年の歪みは、体が「これが普通」と記憶しているため、時間が経つと元に戻ろうとする力が働きます。そのため、定期的な施術で正しい状態を定着させる必要があります。
個人差はありますが、最低でも3ヶ月は継続することをお勧めします。その後は、月に1回程度のメンテナンスで良い状態を維持できます。
初めの1ヶ月は、週に1回から2回のペースをお勧めします。
体の状態を見ながら、徐々に間隔を空けていきます。2ヶ月目は週に1回、3ヶ月目は2週間に1回といった具合です。
ただし、これはあくまで目安です。患者さんの体の状態、生活スタイル、予算などに合わせて、最適なプランを一緒に考えます。
はい、併用可能です。
整形外科での治療(投薬や注射など)と、整体での骨格矯正は、互いに補完し合う関係にあります。
ただし、現在他の治療を受けている場合は、必ず施術前にお伝えください。特に、骨粗鬆症の治療中や、骨折の既往がある場合は、施術方法を調整する必要があります。
はい、完全予約制です。
予約なしでの来院は受け付けていません。必ず事前に予約をお取りください。
予約は、ホームページ、LINE、お電話で承っています。LINEからの予約が最も便利で、24時間いつでも予約・変更が可能です。
ひつじ整骨院 蓮田院には、専用駐車場があります。お車でのご来院も可能です。
アクセスの詳細は、ホームページをご確認いただくか、予約時にお問い合わせください。
お子様連れでのご来院については、事前にご相談ください。状況に応じて対応させていただきます。
ただし、施術中はベッドに横になっていただくため、お子様を見守る付き添いの方がいらっしゃると安心です。
K様の体験は、多くの慢性痛に悩む方に希望を与えてくれます。
「いつもこんな感じ」と諦めていた痛みも、根本原因を正せば改善できる。「自分で真っ直ぐになれない」と悩んでいた体も、専門家の手で正しい状態に戻せる。
整形外科で「異常なし」と言われても、諦める必要はありません。骨格の歪みという、レントゲンには写らない問題が、あなたの痛みの真の原因かもしれないのです。
ひつじ整骨院 蓮田院のような骨格専門の整体院では、揉みほぐしではなく、骨格そのものを正します。
トムソンベッドという特殊な機器を使い、無痛でソフトに、しかし確実に骨格を整えていく。この技術は、長年の研究と経験に基づいたものです。
写真や図解による分かりやすい説明、丁寧なカウンセリング、そして何より「痛みが出ない体作り」という明確な目標。これらが、多くの患者さんの信頼を得ている理由です。
もしあなたが、K様と同じように慢性的な痛みに悩んでいるなら、一度相談してみませんか?
肩こり、腰痛、頭痛、膝痛。整形外科や接骨院で改善しなかった症状も、骨格矯正で変わる可能性があります。
「自分の体がどうなっているか分からない」不安も、専門家の説明で解消できます。「どうすれば良くなるのか」という道筋も、明確に示してもらえます。
あなたも、K様のように「真っ直ぐ立てる」喜びを取り戻しませんか?
蓮田市で体の歪みや慢性痛にお悩みの方は、ぜひひつじ整骨院 蓮田院にご相談ください。
経験豊富な整体師が、あなたの体の状態を丁寧に診断し、最適な治療プランをご提案します。
完全予約制で待ち時間もなく、通いやすい料金設定。初回特別価格や口コミ割引などのキャンペーンも実施中です。
あなたの「痛みが出ない体作り」を、私たちが全力でサポートします。まずはお気軽にお問い合わせください。
【店舗情報】
ひつじ整骨院 蓮田院
住所: 埼玉県蓮田市緑町1-12-1 サンライズ101
ご予約は、ホームページまたはLINEから承っております。お気軽にお問い合わせください。