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変形性股関節症
【変形性股関節症】
・変形性股関節症は原因不明の一次性股関節症と基礎疾患に基づく二次性股関節症に大別
されます。
一次性股関節症は関節軟骨細胞の機能低下、関節支持組織の支持性の低下など
高齢化に伴う退行性変性による関節の変化があり、これに長年にわたって
機械的刺激が加わることにより関節の破壊、変形、修復が見られるものです。
一方、二次性股関節症は先天的、後天的変形がもとにあり発症するものです。
二次股関節症(変形性股関節症の80~90%を占める)の多くは先天性股関節脱臼、
臼蓋形成不全などの先天性の疾患によるものです。
(二次性股関節症の原因)
・1.先天性疾患:先天性股関節脱臼・亜脱臼、臼蓋形成不全
2.炎症性疾患:化膿性股関節炎、股関節結核
3.外傷:骨折、脱臼
4.ペルテス病
5.大腿骨頭壊死
6.内分泌疾患
7.骨系統疾患
(症状)
1)疼痛
痛みは股関節痛とは限らず、臀部痛、大腿部痛、あるいは膝上部痛を訴えることが
あります。運動時痛、歩行時痛も認められます。
2)可動域制限
一般に痛みの増強とともに股関節の可動域制限が生じます。初期にはあまり見られま
せんが次第に内旋、外転制限、次いで屈曲、伸展制限が起きます。外旋、内点が障害
されることは少ないです。伸展制限の結果起こる屈曲拘縮の計測にはトーマステスト
が用いられる。
3)跛行
痛み、筋力低下、下肢短縮などにより生じます
4)その他
患側の大腿四頭筋、大殿筋などの筋委縮が種々の程度に見られます。
また股関節周囲筋の筋力低下も見られます。
(治療法)
・病期によって治療法が異なるので、専門医の診断が必要となります。
レントゲン像で所見が認められても疼痛が軽いものでは可動域訓練や
筋力強化訓練などの保存治療が行われます。
観血的には臼蓋形成術、大腿骨頭骨切り術、人工関節置換術などが行われます。
股関節のことで気になることがあればぜひ当院へお越しください!
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ひつじ整骨院蓮田院
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